タイヤの消耗
前輪のタイヤの消耗のほうが早いです。
なぜなら、前輪は駆動力が掛かり、車重の3分の2が掛かり、操舵力も掛かる、非常に厳しい環境だからです。
(前輪のほうが方向転換する時に摩擦が生じる為、減りが早い傾向にあります。 )
交換の目安は「新品タイヤ」のときから比べて「結構、溝がなくなってきたな」ときがそうです。完全に溝がなくなっていれば是非交換してください。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧は、車種やタイヤによって適正値が変化します。
その適正値を保つことで、タイヤが持つ性能を最大限に活かすことができます。
空気圧不足の状態で走行すると、タイヤの接地面積が増えて燃費が悪くなり、偏った摩耗の原因となります。
空気圧チェックの方法
1.自分で空気圧の点検をする場合には、「エアゲージ」を使用しましょう。また、タイヤ販売店にて空気圧の点検を行なうこともできます。
2.タイヤが冷えている状態で点検してください。タイヤが温まっている状態だと空気圧は上昇していますので、冷えた状態で点検してください。
3.最低でも月に1度は点検をしましょう。タイヤの空気圧は、自然と低下してしまいますので最低でも月に1度は点検を行い、指定空気圧を下回らないように管理するよう心がけましょう。
4.空気圧は高すぎても良くないので、指定空気圧の10%程度が上限です。バルブやホイールとタイヤの結合部から空気が漏れていないか石けん水を吹き付ける等で確認してください。
スペアタイヤについても、適正な空気圧を維持するよう、いっしょに確認しておきましょう。
パンクの原因
クギなどが突き刺さってのパンク
ほとんどが小さなガラス片か、電線の細いヒゲ、ドリルで削れた金属の小さなきりこがほとんど。幹線道路を走っている人、近所に工場があるところを走っている人はかなり刺さり物パンクが多くなります。
運転操作ミスによるバースト
道路上の突起物を踏んだり、サイドウォールを擦ったりと原因は様々ですが多くが運転手の操作ミスによる物です。
修理することは不可能なので、新品のタイヤと交換するようにしましょう。
自然に減る空気圧
タイヤゴムから空気が漏れる自然現象です。
時間が経つと頻繁にパンクをしてしまう一番多いパンクの原因です。
タイヤの空気圧は早めに点検しましょう。